ハムスターと一緒に暮らすにあたっての知識と心の準備を学んでいきましょう。
日々のお世話
ハムスターと一緒に暮らすにあたって、大事なのが日々のお世話です。
日々のお世話といっても、他のペットと比べるとハムスターは体が小さいく、お世話の難易度は比較的やさしいです。
そのため初めてペットを飼育するならハムスターがおすすめの選択肢の1つになります。
やさしいから楽というのではなく、全ての生き物を飼育する上で共通する基本の一番大事な部分を学ぶ事ができ、また大変な部分を学ぶ事にもなります。
ハムスターと一緒に暮らすということは「寿命が来る日までお世話をする」という事を忘れずお迎えしましょう。
人間と同じように自由に外を歩いたりできないからのぉ。
しっかり飼育する飼い主がお世話をしてあげる事が大事じゃな。
匂いはするの?
ハムスターもおしっこやウンチをします。
ハムスターの体からはほとんど匂いがしませんが、おしっこやウンチを長い間ゲージ内に放置してしまうと体に匂いがついたり、ゲージから匂いがするようになります。
こまめに掃除する事を意識すれば、そこまで気にするほどの匂いは出ません。
ここの部分は日々のお世話の中にトイレ掃除を入れる事で解決するできます。
ハムスターがトイレの位置を決める習性を利用してトイレを設置したり、ある一定の場所でする子はその部分をこまめに掃除するように心がけましょう。
観察しているといつも自分の体をキレイにしておるんじゃ。
おしっこやウンチを取ってあげることで病気になるのを防ぐこともできるんじゃぞ。
寿命
小型のドワーフ種や大型のシリアン種によって寿命が違ってきます。
ドワーフ種で平均2年ほど、シリアン種では平均3年ほどと言われています。
ハムスターにとって1年が人間の約30年分にもあたります。
寿命は他のペットと比べるととても短く感じるかもしれませんが、ハムスターにとっては私たちが過ごす時間と同じような感覚で時が過ぎています。
生き物である以上、人間も動物もいずれ寿命がやってきます。
私たちからすると、どうしても短く感じてしまいますが、短く感じるからこそしっかりその日までお世話をする心の準備をしておきましょう。
その生き物にとっての時間の軸となる部分はみんな一緒なんじゃ。
鳴き声
ハムスターも鳴き声を出すことがあります。
野生では他のハムスターとケンカをした時に鳴き声を出すことが多いです。
一般的にペットとして飼育する中では単独飼育になるので鳴くことはほとんどありません。
ハムスターが鳴く時は何かしらのストレスがかかっている状態が多いので、鳴く時は注意して観察してあげてください。
鳴く時は何かしらのサインと思って様子を見るのが大事じゃな。
抜け毛
ハムスターは抜け毛がほとんどありません。
最近では改良された長毛種のハムスターがいたりしますが、長毛種でもそこまで気になるほど毛が抜けたりはしません。
長毛種に限っては体に床材などがついたりすることも多いため日々のブラッシングが欠かせません。
ブラッシングをしないと毛玉ができたりヒフの病気の原因になることがあるので注意が必要です。
ブラッシングをしたり砂浴びをさせてあげるなど工夫も必要じゃ。
1人暮らしでも一緒に暮らせる?
上記で説明した通り、ハムスターは匂い、抜け毛、鳴き声も少なく1人暮らしの方でも一緒に暮らしやすい生き物です。
また、日が出ている時間は寝て過ごしている事も多いため毎日少しお世話の時間を取ってあげて夜活動している時間に観察する事ができればハムスターと飼い主にとっても良いバランスが取れると思います。
ハムスター飼育において、適切な距離を取りつつ、ストレスをかけないように飼育するように心がけましょう。
あまり環境を変えない、過度にスキンシップを取り過ぎないのが大事じゃぞ。
まとめ
ハムスターによらず全ての生き物には毎日の状態のチェックやお世話があります。
ハムスターは初めて生き物を飼育し接する上で、基本から飼育しないと知る事ができない多くの事を教えてくれるとても貴重な存在です。
飼育しやすいからただ飼うのではなく、愛情を持って一緒に暮らし接することで今まで見えなかった部分や気づきを教えてくれたりと多くのことを学ぶことができます。
皆で協力しながら豊かなハムライフを気づいていきましょう。