ハムスターと一緒に暮らす前にハムスターってどんな性格をしているのでしょうか?
なれるの?複数で飼育はできたりするの?
そのあたりをダーウィンパパと一緒に学んでいきましょう!
ハムスターの性格
ハムスターの性格は基本臆病で警戒心が強い生き物です。
野生下では常に天敵に狙われる存在です。
野生下では*食物連鎖(しょくもつれんさ)というものがあり、ハムスターはその連鎖の中でも下位のほうにいます。
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※食物連鎖:生物界では「食べる」「食べられる」という関係を元に成り立っています。これを食物連鎖をいいます。
そのため大きな音や振動は苦手です。
音や振動がすると野生ではすぐに巣穴に逃げ込みます。
ペットしてお迎えする際は、音が大きい所や他のペットがいる部屋はさけてあげましょう。
ハムスターの活動時間帯の夜はイタチやヘビといった捕食動物がたくさんいるんじゃ。
常に身を守りながら生きているんじゃな。
ハムスターは人になれるの?
野生下とは違いペットとして流通しているハムスターは温和で人になれる個体が多いです。
もちろん中には野生時の性格が残っている、ちょっぴり警戒心(けいかいしん)が強い子もいますが、時間をかけて優しく接してあげると人に対して敵ではないと判断して警戒心を解いてくれる個体も多いです。
一般的にペットとして流通しているゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターはペットとしての歴史も長く慣れやすい個体も多いです。
一方野性味が残るハムスターもいます。
ロボロフスキーハムスター
警戒心が強く、ゴールデンやジャンガリアンと比べてスキンシップを取るのが難しい種類。
キャンバルハムスター
警戒心が強く、少し慣れにくく気性が荒い性格の子が多い。
これから初めて飼育される方におすすめはゴールデンハムスターかジャンガリアンハムスターが比較的飼育しやすくおすすめです。
その子、その子の性格に人間が合わせて接してあげるというのがとても大切じゃ。
多頭飼育はできるの?
ハムスターは基本単独行動をする生き物です。
子供の頃は兄弟たちと暮らしますが、大きくなると単独で生活をするようになります。
大人になると縄張り意識も強くなり、自分の縄張りに入ってきた個体を激しく追い返します。
ハムスターの噛む力はとても強く、中には大きなケガを負ってしまう子もいます。
ストレスの軽減にもつながるので、ハムスターは単独での飼育を心がけましょう。
ハムスターが噛んでくる
ハムスターが噛んでくる理由は大きく分けて2つの理由があります。
1・食べれる物かをかじって確かめるため
ほとんどのハムスターがケージの中にいる時に手を入れると噛んできます。
しかし、この場合は食べ物かを確かめるために噛んでいます。
人間にとっては多少痛いですがハムスターからすると甘噛み程度だったりします。
また、中にはいち早くご飯をかっさらおうと一目散に飛びついてくる子もいます。
飼育環境に慣れるまでゆっくり待つか、ご飯をあげた後にスキンシップを取るかなど
その子に合ったスキンシップを取ってあげましょう。
2・防御本能で噛んでくる
1の子とは違い警戒心が強く噛んでくる子になります。
ハムスターからすると人間の手だけでもかなりの大きさに感じます。
元々臆病な性格な子達なので、どうしても手が怖い子もいます。
そんな子は様子を見ながらスキンシップを取るか、極力スキンシップを取らないかになります。
根気強くスキンシップを取ることにより性格が180度変わる子もいるのも確かです。
ですがスキンシップを取ることによりストレスがかかる子であれば長い目でゆっくり付き合ってあげましょう。
ハムスターでも性格は多種多様じゃ。その子に人間が合わせるが基本じゃ。
まとめ
今回はハムスターの性格についてまとめてみました。
野生下では臆病で警戒心が強いハムスター。
ペットとして流通するようになり、野生下では考えられないようなポーズで寝る姿には一緒に暮らす飼い主にとってはとても癒されます。
しかし元を辿れば天敵に狙われる存在の生き物です。
飼育する上でやはりその意識を欠いてしまうとハムスターに取ってはストレスになる事もたくさんあります。
これから一緒に暮らす方も、今現在一緒に暮らしている方も今一度ハムスターに取って最適な環境であるかをこれを機に見直してみましょう!
これからもハムライフを共に楽しんでいきましょう。